エンドウ ワサフ8000小加工 (1)

 以前、プラ貨車再生PJをやったのと同時期に来たエンドウのワキ8000とワサフ8000。

 ホビーモデルのワキ5000を改造したワキ8000と共に仕上げようと思いつつ、ずっと放置してありました。

 さすがにそろそろ仕上げようと、テールライトの加工などを含め、簡単なディテールアップ加工を行いました。

 元はBlogにUPしていたものですが、今回こちらにまとめて紹介します。

ワサフ8000小加工 (1)、(2)(3)


車体

 まず床板を止めているツメをまっすぐに伸ばし、車体と足回りをばらしました。

 その上で車体に少しディテールを追加しました。

 まず車体の側面扉部にt0.3のプラ板で、写真を参考に各種板を張り付けました。

 次にこの車体には雨樋の表現がありませんので、t0.5のペーパーを細く切ってドアレールの上に接着し、雨樋を表現します。

 縦樋は車掌室のプレス浮き出しで表現されていましたが、その上に更に真鍮の帯板を貼り付けて立体感を上げています。

 また車掌室の反対側の縦樋についても、真鍮線を使用して、それらしく貼り付けています。

 また札差しはエコーの貨車用を使用し、クリアボンドで車体に接着しました。

デッキ

 テールライト点灯に向けて、ワサフ8000のデッキ部の加工を行います。

 床板のツメを外し、デッキ部を外したところです。

 テールライトはプレスで浮き出したところを赤で色差ししてあります。

 そこで、まずプレスの部分を削ってライト部に穴を開けます。

 ライト部を削っていったのですが、ヤスリだけでフラットにするのは無理そうだったので、φ2mmのドリルで穴を開けました。

 ヤスっていった際、ちょっとライトの横の部分も塗装を削ってしまいました。

 余分な塗装を剥がしたついでに、デッキの部分は最後尾にもなるので、開放てこなど、少しディテールを追加します。

 まずは開放てこ受けの部分をつくります。

 1.5x0.3tの洋白帯に0.5φの穴を開けました。穴のセンターが出ていませんが、幅を詰める際に中心になるように調整します。

 幅を1.2mm程度まで詰め、端部を丸く仕上げました。これの根本部を折り曲げて切断すれば、てこ受け一個出来上がりです。

 横に見えているのは、同じく帯材から作った標識灯掛けです。

 少し長さなど違いますが、てこ受けをもう1つ作り、開放てこもφ0.4mmの真鍮線からそれらしく曲げて作りました。

 デッキの方も#400の耐水ペーパーで塗装を剥離して、真鍮の地肌を出し、開放てこと標識灯掛けを半田付けしました。

 開放てこはまず中心の受けを半田付けし、このてこ受けの穴にテコとなる真鍮線を通し、この真鍮線に車端部のてこ受けも通してから、車端部のてこ受けを半田付けしました。

 てこ受け、標識灯掛けとも、基部を曲げて、表から半田付けしています。

 デッキ部には、テールライトへの配線のように見える配管も目立ちます。

 そこでこの配管も、φ0.4の真鍮線をそれらしく曲げて作ってみました。

 本来は、割りピンでデッキから浮かせて半田付けすべきなんでしょうが、裏側に出っ張りを作っても目立つので、表側に直接半田付けしました。

テールライトケース

 テールライトケースをプラ板から作ります。

 t1.2のプラ板にφ2mmの穴を開けてから、写真のように外周を切り出しました。

 穴がケースの中心に来るよう、外周を削って、写真のように成形しました。

 成形したライトケースをデッキにゴム系接着剤でつけました。

 少し斜めから見るとこんな感じです。

 オリジナルのすっきりしたのと比べると、色々ついて立体感のあるデッキになったかと。

 車掌室と反対の妻板にもφ2mmの穴を開け、同じように作ったテールライトケースを取り付けました。

こちら側は塗装をきれいに剥がすのも少し大変そうなので、開放テコなどのディテールはないまま仕上げます。

塗装

 ライトの点灯工事に先立ち、車体を塗装しました。

 セオリーでは青を塗って銀色なんですが、扉の上下のレールの部分のマスキングのしやすさを考え、銀->青の順に塗ります。

 ただし銀の上に他の色をのせるのは、あまり乗りが良くないようなので、青に塗る屋根と妻・車掌室の部分はあらかじめマスクしておきました。

 写真はアルミ色に塗ったところです。

 ちなみに屋根が白っぽく見えるのは、雨樋延長加工した部分の仕上げを確認するためにサフェを吹いたためで、銀色に塗ったのではありません。

 今回銀色には、磨き出すと質感が向上するというアルミ色の塗料を用いましたが、残念ながら、この塗料を使用したのは上手く無いことが、あとでわかりました。

 この段階ではまだその不具合がよくわかっておらず、普通に扉の部分をマスクして青を塗ることにしました。

 写真は、扉の部分をマスクしたところです。

 青色は、私の定石としているGMの青15号と青20号を混ぜたものを使用しました。

 写真は青色を吹いてマスキングを剥がしたところで、同時に加工したワキ8000も写っています。

 で、銀色塗料の不具合とは、銀色の塗粒が剥がれやすいことです。

 元々「磨きだすと質感がでる」と言うことなので、塗粒の密着性はそれほど高くないのだと思いますが、マスキングテープを剥がした際、テープの接着面が見事に銀色になっていました。車体の方は元々銀色に塗られた上からアルミ色を吹いたので、地色が透けても大事はないのですが、塗った直後の質感はなくなり、なんだか少し銀色が斑になってしまいました。

 ただ実車でもきれいなぴかぴかの銀色の時期は短く、適度に風化したところだと思うようにしています。

つづく


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